建設現場の魅力体験学習

11月14日、工業高校1年生を対象に恒例の「建設現場の魅力体験学習」を実施しました。
スーパーゼネコン 鹿島による映像学習では、建設業の仕事が日常生活のあらゆる場面に関連しなくてはならない仕事であることや、多くの職人さんと一緒に建物や道路等を建設していく施工管理の仕事について、分かりやすく説明してもらいました。また、AI搭載の建設機械で自動化施工される大型ダムの現場では、プログラミングされた建機や車両が自動運転し、人は遠隔地から管理するという新技術「クワッドアクセル」も紹介され、建設業でもシステムのプログラマーとしての働き方という選択肢があることを理解してもらいました。

続いて、愛媛県東予地方局建設部からは施設管理者として平成30年豪雨災害の記録に基づき、被災現場がどのうように復旧・復興していったかについて説明して頂き、わたしたち建設業協同組合からも地元企業としてどのように災害時の応急復旧に携わってきたかを事例報告させて頂きました。

現場見学は本市を東西に走る大動脈「国道11号バイパス」で実施。来春の開通に向けて舗装工事等が施工されている現場を見学してもらいました。国土交通省松山河川事務所からの事業概要説明を受けた後、ICT建機が現場で同活躍しているのかに加え、VRによる事故体験にも参加してもらいました。

「まずは、建設業に興味を持ってもらいたい」。ご協力頂いた関係各所の皆さまの想いを、未来のモノ作り現場を担う生徒さんへ届けられたことに感謝致します。

指導的立場の職員研修

1月17日(火)に開催し、好評を博した若手職員へのスキルアップセミナーの第二弾として、5月29日(月)に指導的立場の職員さんを対象としたスキルアップセミナーを開催しました。

前回に引き続き講師を務めて頂いた玉野先生からは、「若手職員の育ってきた環境と特徴」、「アンガーマネジメント」、「ペップトーク(短い激励のメッセージ)」について講義をして頂きました。

指導する側が若手職員のバックグラウンドを知り、相互理解を深めることが円滑なコミュニケーションへの第一歩であること、また、続くアンガーマネジメントの講義では、自分自身の「○○とはこうあるべき」という決めつけと、現実とのギャップが怒りを誘発するという怒りのメカニズムを学ぶことができました。

グループワークでは、ネガティブな言葉をポジティブな言葉に言い換えることで、自分だけでなく周囲にも良い影響を与えることが実際に体感でき、みなさん笑顔で話されていたのが印象的でした。

これらのことを踏まえ、怒りのコントロールとプラスの言葉がけを実践し、よりよい人間関係を築けるよう日頃から意識したいと思います。

愛媛県中小企業団体中央会様、玉野聖子先生、このような機会を頂きまして誠にありがとうございました。